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2007年1月28日 (日)

青年のつぶやき

ひきこもり脱出青年から聞いた話。  短時間のアルバイトをしている職場に某新聞の記者が取材に現れ、あれこれ聞かれたそうだ。

「なぜ短期間のアルバイトなのか?」「派遣、契約社員として働いた経験はあるのか?」「正社員として働こうとは考えないのか?」「生活は苦しくないのか?」etc.etc.聞いたらしい。

青年曰く「このひと、何聞いてんだろ?って感じだった。言ってやったんですよ。ひきこもりから出てきたばかりで正社員なんて無理でしょう?って。でも、なんだかんだって聞いてきた。聞く相手が違うし、場所も間違ってるよね。大丈夫かね?」(この短時間アルバイトは、こうした青年たちのために用意された仕事場だった)

記者氏の質問から類推すると、彼はワーキングプアの現実を取材をしたかったのであろう。しかし、少々ツボを外したかな?働きたくても働けない辛い状況の青年をつかまえて、傷口に塩を塗るような質問は止めてほしかった。

「そんなとんでもない質問ばっかされて、困ったでしょう?災難だったね。」と聞くと 「そこで怒ってもねぇ・・・ハズシすぎた質問ばっかだったから、適当に答えてあげた。」「あらあら大人ね(笑)」「最後にいい記事書いてくださいよって言ったら、うれしそうにありがとうって帰ってったよ。」 そう話す色白な横顔が少しだけ紅潮したのを見逃さなかった。

その時の状況を思い返して、色々な感情がこみ上げてきたのであろう。私にはこの後、彼の話を聞くしか、出来ることはなかった。   

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