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2007年6月27日 (水)

内定者

午前中に打ち合わせを1件こなしてから、午後郊外にある大学でキャリアカウンセリングを行なった。

かなり疲れての帰り道、電車に揺られていると、大学生と思しい男女が乗り込んできて大きな声で話をしている。どうやら4年生で、就職が決まったようだ。女子学生がこの地域の有名優良企業と全国区中堅出版社の内定を獲得し、有名優良に決め、男子学生は数々の内定を蹴っ飛ばし、地方マスコミに決めたと、声高に話していた。

学生にとっては「人生の一大事」が決まり、安心もし、嬉しいのも良く判るのだが、少々大声ではしゃぎすぎの感があった。つい先ほどまで「なかなか内定が出ないどうしよう・・・」というような相談を聴いてきた身にも少々辛い。程よく混んだ車内には大学生も沢山乗っていたし、勤め帰りのサラリーマンも大勢乗っていた。

学生達が「蹴った、小さい会社」に勤めているサラリーマンがいるかも知れないし、彼等が勤務するであろう企業の取引先の社員も必ずいるはず。もちろん、就職活動でクタクタの学生も乗っているだろう。そんな車内での会話としては、嬉しいとはいえ、いかにもデリカシーを欠く内容だった。

こんな学生が入社する有名企業が気の毒でもあり、あの会社はこうした傲慢な人間が好きなのかな?とも思ってしまう。とにかくこうした勘違い若者には、社会に出て辛酸をなめてもらいましょうかね。と、延々と続く自慢話を聞きながら思っていた。

実は・・・女子学生が得意げに話していた、地元有名優良企業の社員教育部門のエライサンを、私は良~く知っている。   男子学生が女子学生に話すときに言っていたので名前は判っている。エライサンに告げ口をして、特別トレーニングをお願いすることも出来るんだぞ。もっと言えば、あなた方は「内定者」であり、まだ正式雇用契約は結んでいないんだぞ。大人気なくそんなことまで考えてしまった。

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