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2007年10月30日 (火)

イケメン王子

大学生の就職相談でのこと。男子学生が「やりたい仕事がわからない。」とやってきた。よくある相談なので、あれこれ聞いていくと「楽な仕事がいいなぁ」「大企業へはどうやったら入れるの?」とおっしゃる。これもいつもの事なので、辛抱強く「仕事とは」「寄らば大樹の陰とは言ってもやることをやらなきゃ置いてもらえないのだよ。」と言うようなことを言ってきかせていた。・・・が、どうも話を聞く学生の様子が、何を言って聞かせても動ぜず自信満々なのだ。

この自信はどこから来る??良く観察すれば、いわゆる今風のイケメンで、姿かたちが良い子だ。「じゃあどうして・・・?」と質問する時に、大きな瞳ですくい上げる様に私を見つめる。(はは~ん、この目つきをすると、女子はイチコロで参ってしまうんだなぁ)と気づいた。時々少しだけ口を尖らすのもお得意なようだ。だがしかし!こっちは百戦錬磨のオネエサマだ。しかも男の趣味の悪さでは定評があり、二枚目嫌いで有名なのだ。その潤んだヒトミも形の良い唇も時折かき上げるサラサラの髪も、私には何の効果も無いのだよ。世の中、姿かたちだけで何でも自分の言うなりになるなどというナメた心根は正してやらねばならぬ。

彼の秋波をものともせず、どんどん人の道を説いて聞かせ、やっとこさ真面目に就職活動に取り組む約束をさせた。これからどうやって彼を鍛えていこうか?意地悪おばさんの楽しみはまた増えた。

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