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2007年12月18日 (火)

若者に対するハードル

少し前に、宮崎県知事が「徴兵制度あってもいい・・・」などと発言して、各方面からボコボコにされていた。徴兵制度はいただけないが、いまの日本の若者たちにある種のハードルが必要であることは間違いがない。   町で見かける若者の多くは、ダラーンダラーンとしていて口は半開き、眼はうつろ。いわゆる「まったり」状態というのだろうけれど、オバサンは「しっかりせぇ!」と言いたくなってしまう。

大学生の就職支援をしていて気づいたのだが、若者の中には高校入試も大学入試も推薦で入ってくる子がかなりいる。こうした若者にとっては就職活動は、人生初の試練となり大変なプレッシャーになっている。「本当に就職出来るだろうか?」「面接がコワい」「もうヤダー」etc.etc.不安を訴えに来る。そんな彼らに「大丈夫大丈夫」と優しい笑顔で相談に乗っているが、時には「これくらいの試練を乗り切れなくてどうする?頑張れ!」と喝を入れている。平和ボケした日本では、就職活動が若者への唯一のハードルとして機能しているようだ。

先日、ある経営者の方とお話をしていて、やはり今時の若者は・・・的な話になった。その方は「入社してくる若者が、どうもピリッとしない。自衛隊体験入隊を研修プログラムに組み込もうか?とさえ思う。」とおっしゃっていた。「あの時の苦労を思ったら、目の前にある困難くらい乗り越えられる。今の若者にはこうした体験がないからね。」こうもおっしゃっていた。まさにそうだと思う。回りから大切に大切に育てられ、困難は全て親や周囲が取り除いてくれる、いわば保育器の中でずっと育ってしまった不幸があるのではないだろうか?

話は戻って大学生の話。とても深刻な顔をして相談にやってきた若者がいた。話を聴くと、なんと先月子どもが産まれたので卒業したらとにかく働いて家族を養っていかねばならないと言う。「とにかくオレが稼がなきゃ親子3人心中っす。」と、真剣な表情で私のアドバイスを聞いていった。はは~ん、ヤンパパ、ヤンママも、とらえようによっては、若者たちを大人するのね。これは自衛隊以上の効果があるのかも知れない。少子化にも歯止めがかかるかも。   

若いお父さんは「オレ就職できなかったら母ちゃん(自分の)に怒られちゃう。」とつぶやいて帰っていった。やはり困ったものだ。

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