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2008年8月25日 (月)

がさつなおんな

老母の怪我は少しずつですが回復しています。皆さまご心配をおかけしました。私も介護と家事にも慣れ元気です。

・・・では本題

早めに仕事を切り上げ電車に乗ると、隣の席に誰かがドスンと座った。かなり上のほうからお尻を落とす感じで座ったようで、コントなら隣で座る私はぴょんと飛び上がるくらいの衝撃があった。「おやおや、行儀の悪いおっさんだ。」とチラリと隣を見れば若い娘だ。それも学生ではなく、きっちりとおしゃれなスーツを着ている社会人だ。あらあらと思いつつ読みかけの本に戻ると、今度は派手な音を立て勢い良くカバンを開けた。勢いが良すぎて、骨ばった肘が私のウエストあたりの贅肉に刺さったが「すみません」のひと言もなく、書類の束を出し蛍光ペンでチェックを始めた。少し読んでは髪をかき上げる。それもふわっとではなく、がりがり頭皮まで引っかくようなかき上げかた。そして「ふーっ」と大きなため息。髪をかき上げる手に持った蛍光ペンが私の頬や目をかすめはせぬかと気が気でなく、読書は中止となった。がりがり・ふーっを何度も繰り返されてはたまったものではない。

もうたまらんと思う頃、やっと私の降りる駅に近づいた。立ち上がったついでにそっとお顔を拝見した。細面の美人、やり手のバイヤーといったところか。表情には険があり、一緒に仕事はしたくないし、もちろん食事など絶対したくない種類の美人だった。

ホームに降り、思い切り深呼吸をした。

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