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2008年11月14日 (金)

全国エコタウン大会・ゼロエミッションフォーラム2008 その2

基調講演が終わり、お昼休み。セントレア内の中華料理レストランで、ほかのブロガー記者の皆さんと一緒にランチ。短い時間だったがおいしい料理と会話を楽しみ、午後の分科会へ

セッションⅢ 地産地消のエネルギー活用

●「下水汚泥消化ガスの自動車燃料化の取り組み」 

下水道の水処理施設で溜まった汚泥を濃縮させ、バイオガスを作るというもの。これまで天ぷら油からバイオエタノールを作って車を走らせたり、もっと大きなところでは南米で作ったサトウキビやとうもろこしを食料や飼料にせずバイオエタノールにしてしまって値段が上がるわ食糧不足が起きるわと本末転倒な事が起きていることは知っていた。 食物→エネルギー 今回は 廃棄物→エネルギーだ。あんな臭いものが有効な燃料になるとは驚き!基調講演の「都市の廃棄物利用」のまさに実現型だ。施設設備の配置に条件がいくつかあるようだが、全国どこにでも下水は完備され汚泥は日々発生しているのだから、各地で展開されるようになればと思った。

●「集合住宅の太陽光利用システム」

太陽光といえば流行りは発電だが、発表は太陽の熱でセントラル給湯と暖房システムを集合住宅に供給するというもの。太陽熱温水ー子どもの頃からあったなあ、懐かしい感じすらする仕組みだが、これを大規模にすると暖房にまで使えてしまうらしい。しかも電気とガスを一括購入(産業用として)することでコストも下げている様子。新しい技術だけを追いかけるのがエコではないと感じた。  欲を言えば「環境に配慮したやさしい街」と銘うっているのだから、もっと他の仕掛けを組み合わせてもよかったのではないかな?と思ったのは、元同業者としての感想。

●「名古屋駅周辺の地域冷暖房とネットワーク」

これは名古屋駅にそびえ立つミッドランドスクエアを中心としたコージェネレーションシステム。コージェネのカラクリについては何度聞いても情けないことに完全に理解できない。けれども地域全体でエネルギー供給を考えると単体のそれよりは効率化が図れるということは理解した。乱暴で素人発想な意見だが、ガスを使って火力発電をすると電気だけしか生まれないが、コージェネであれば電気と熱が作り出せるのでムダがないのではないだろうか? また名古屋駅の他の地区ともネットワークで運用し省エネをはかっているとお聞きした。これも今回のキーワード循環に当たるのではないだろうか?

●「中部国際空港のエネルギー供給システム」

セントレアでもやはりコージェネレーションシステムを活用していらっしゃるとのこと。この地ならではの取り組みは、海水を未利用エネルギーと位置づけて活用していること。プレート式熱交換器の冷却水として海水を使用しているそうだ。興味を持ったのは、海水の取り込み口に海草等の浮遊物が絡まることもあり手がかかるそうだが、自然を汚すことのないよう手をかけて丁寧に取り除いているというお話。こんな近代的な施設でありながら、自然と共生してゆこうという意識を感じた。

4名の方の発表をうかがい、少し前ならば考えもつかなかったエネルギーの利用が始まっていることを知った。個では出来にくいことも総(地域)で考えると実現できることもあると認識した。世の中は変化し続けている。市民としても変化に追いついていかねばならない。

次回は、では一市民として何をなすべきかについて 

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