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2009年2月 3日 (火)

ピンポンダッシュの思い出

ピンポンダッシュを繰り返したとして京都府迷惑行為防止条例違反の疑いで少年が書類送検されるというニュースがあった。

ピンポンダッシュ・・・家々に「ピンポン」が付いた頃には、すでに大人になっていたから、「現役」でこの悪戯をしたことはない。そう、私が子どもの頃は、よほどのお屋敷でもない限り呼び鈴など付いてはおらず、玄関で「ごめんください」と声をかけたものだったなぁ。

あれは20年近く前、親戚の祝い事に招かれ、昼間から大宴会があったときのこと。(わが一族は何かにつけて集合して宴をはる習性がある)  祖父と二人で酔い覚ましに昼下がりの住宅街へ散歩に出た。確か春で、ご近所の庭先を眺めながら花の話をあれこれしていると、祖父が「悪童どもが、呼び鈴を鳴らして逃げる遊びがあるだろ?あれを一度でいいからやってみたかった。」と言い出した。

招かれた親戚の家は大きな家が立ち並ぶ取り澄ました住宅街で、なるほど、どのお宅の門にも立派な「ピンポン」が付いていた。こちらも酔った勢いで「やってみたかったのなら、やろうじゃないの。」と祖父の望み?をかなえることにした。「いい?おじいちゃん、押したら私と一緒の方向へ走るんだよ。」と作戦を練り、いざ実行!

ピンポンを押して、90歳近い老人といい大人の孫が走る走る。祖父は高齢になっても足腰が達者で、時には私を追い抜く勢いで駆けていった。確か5軒ほど悪戯して、「これで思い残すことは無い」などといいながら満足して引き上げた。

親戚の家に戻ると、まだ宴たけなわ。祖父は私に「絶対皆にしゃべっちゃあ駄目だぞ。」と念を押した。その表情は悪戯坊主そのものだった。

ずいぶん経ったから、もうしゃべっても良かったよね?おじいちゃん。

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