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2009年7月

2009年7月27日 (月)

言葉の綾

お偉いかたが「高齢者は働くことしか能がない」とおっしゃったとか。
あのおかたの失言は今にはじまったことではないのに、皆さん目くじらを立てて糾弾なさっている。

確かによろしくない発言ではあるが、前後の話を総合すれば、言いたかったことは理解できる。言葉じりを捕まえて、批判する暇があったらこの国をどうしてゆくべきか?もっと前向きなご意見をうかがいたいものだ。

(特別あのかたの肩を持つ気はさらさらないが)「はなし」というものは多少のスパイスが効いていないと、聞く側としては退屈してしまう。ちょっとの毒がおいしい…フグの危ういおいしさってあると思う。ちょっとした毒や辛味を「なかなか言うじゃない」とニヤリと笑う心の余裕やウイットも欲しいと思うのは、時々「舌禍」を起こす私だけだろうか?

あるとき、辛口のジョークを吐くと、「あなたがそんな冷徹で優しさのかけらもない人だとは思わなかった。私は大変傷ついた。この傷ついた心をどうしてくれる・・・以下クドクド・・・(結論は手をついて謝れという意味)」まあびっくりするほどのお叱り大長編メールを頂戴したことがある。(お叱りメールで私もかなり傷ついたんだけど)  結局、私は手をついては謝らず、その方とは絶交した。←要はえらい方の失言から連想して、これが言いたかっただけ

誰にでも受け入れられる、皆に理解してもらえるということを主眼として文章を作る(話す)と、間違いなく面白くなくなるのではないだろうか?そんな言葉など心に響きはしないと私は思う。

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2009年7月25日 (土)

緞帳(どんちょう)の行方

池下の厚生年金会館が閉店(?)となり、それを大手企業が入札で手に入れ、マンションに変わることになった。厚生年金会館のホール、名古屋人のかなりの割合の方々が、お芝居やコンサート、講演会で訪れたことがあるホールだ。そこの緞帳も記憶にあるかたもあるのでは?確か木曽川の流れを下る木船と遥かに臨むお城の図柄だったような・・・

会館が取り壊されるということは、この緞帳も産廃として処理される運命なのだが、それではもったいない!と立ち上がった若者たちがいる。

私も知らなかったのだが、緞帳というのは手仕事で大変な工数を経て作られるものだそうだ。先達が懸命に制作された尊いものを、むざむざと捨ててはならぬ。若者たちが何とかしなくてはと奔走していると、大姉御からうかがった。

大手企業は「2ヶ月だけは預かってあげる」(勿体つけちゃって、案外懐浅いのね。)とおっしゃっている。2ヶ月の間に「嫁入り先」を探さねばならないのだ。

できれば小学校、公民館、ホールなどで使えないだろうか?もしくはタペストリーとして、壁面を飾ることもできると思う。読者の皆さま、嫁入り先の情報がありましたら、教えていただけると幸いです!

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2009年7月22日 (水)

やっちまった

朝から本陣の運営委員会議題は秋の文化祭。素早く移動し、名駅でランチを兼ねて打ち合わせ。(動き回って大変だったと伏線)

その後、2時に初めて訪問する会社へ。名刺交換で「事件」は起きた。

その会社の取締役のかたとは以前から趣味を通して親しくさせていただいているのだが、ビジネスでは初めて。軽く緊張しつつ、部下のお二人とひき会わせていただいた。偉いかたとの挨拶が終わり、担当の若い女性の番。取締役が「こちらがHさん」(あ、Hさんね) そのあと、なんとあろうことか私の口から出たのは「はじめましてHです」(きゃ!それは相手の女性の名前!お前の名前は伊藤だよね、あ~なんてこと!)

自分の名前を初対面のオババに、しかも呼び捨てで名乗られた女性はどうしてよいやら立ち尽くし、私はへなへなと腰砕け…さっぱりワヤのご挨拶と相成った。

昔の私をご存知の方は、私がこんなミスを犯すとは信じられないと思う。最近の私を知っていれば、またか!なのだが…

以前の私はMs.Perfectと呼ばれるほど完璧に物事を行なわなければ気が済まないおんなだった。隙なんか作ってたまるかオーラが沢山出ていたと思う。「完璧であらねばならぬ」という思い込みがあった。心理学ではこの思い込みのことを「イラショナル・ビリーフ」というのだが、カウンセリングの勉強をするうちにこれに気づき、自分が変わらなくてはと努力するようになった。

そして数年、どうも努力をしすぎたらしく、今ではあるがままいつでも肩の力は抜けっぱなし、とんでもないミスの連発で各方面にご迷惑をおかけする事態になっている。困ったものだ。

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2009年7月20日 (月)

皆既日食

皆既日食まであと2日、鹿児島県の離島には続々と観光客(観察客?)が集結しているそうだ。見たい人々は見たいんだろうなぁ。

46年前の皆既日食、恥ずかしながらちょっとだけ覚えている。お隣のお兄ちゃんに地球儀とドッジボールとお盆で日食のメカニズムを教えてもらったのだが、さっぱりわからなかった。当日はお兄ちゃんの黒い下敷きでお日様を見た。(今は失明の危険があるから絶対にしないで!と言われている、マネしないでくださいね!!!)

それから数十年経ち、今から10年ほど前だろうか?ウィーンあたりで皆既日食が観測される日、バルセロナに旅行で来ていた。あの時も観測ツアー客がウィーンにどっと押し寄せたと記憶している。日食が始まるとバルセロナでもどんどん暗くなり、お日様が細くなっていった。オリンピック競技場の巨大スクリーンに太陽の様子が大きく映し出されていて、そこに立ち尽くし、空とスクリーンを飽きることなく眺めていた。

見ているうちに果てしなく大きな「何か」に抱かれている「我」を感じたのを覚えている。「皆既」ではなかったが「ほぼ皆既日食」だった。いったん暗くなった景色が、だんだんと明るくなり、光が戻ったとき、言いようもない安堵の気持ちを味わった。ちなみにウィーンはその日、曇り時々雨で見ることができなかったとか。

明後日の名古屋のお天気は?この後、日本で観測できるのは26年後で、能登、富山、長野ほかで見られるそうだ。さて、26年後何をやっているだろうか?

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2009年7月17日 (金)

御大の卒業式

7月16日、敬愛してやまない元上司の「卒業式」が市内老舗ホテルであった。

このブログにも何度か登場していただいたことがある迫力ある方だ。そのパワーゆえ、部下からは大層慕われるが、「上」は合う方との時は上昇し、時として疎まれることもあった。数々の紆余曲折、急降下急上昇を経て、代表取締役専務にまでなられ、先ごろその職を下りられた。

今回の「卒業式」は、会社の公式行事ではなく、部下たちが発起人になっての手作りパーティーだ。  数週間前、発起人のひとりである親友に、別件で電話をすると「ちょっと頼みがあるんだけど・・・」という。それまでの会話のテンポで「いいよ~Kちゃんの頼みなら、何でも引き受けまっせ~」と詳細を聞く前に引き受けてしまった。お役目は記念品のプレゼンテーター。

参加者は、現役の社員はもちろんの事、協業会社や取引先社長のお歴々、退職したOB、行きつけだった居酒屋の女将・・・200名弱が集まった。

スピーチ乾杯は協業会社の社長と、格調高く始まったが、後は新人男子社員によるドリームガールズ(笑)の歌あり、秘蔵フィルムでたどるこれまでの歩みありと、普段の宴会のノリになって行った。

そして記念品の贈呈。お品は本人からのリクエストで、高級アイアンセット(ブランド名を忘れてしまった)アイアンを贈るのなら、その場で試打をやって貰いましょう、それならキャディーさんが要るよね、それで私に話があり、安請け合いをしてしまたという次第。本物のキャディーさんの派手派手ピンク帽子と上着。ズボンまでは貸していただけなかったので、急遽ドリームガールズのスパンコールのスカートを脱がせて対応。いっそメイクもしちゃえと、自発的に(ああ~!)泉ピン子さん風メイクに。突如会場内に作られた「コース」をカートを引きつつ御大とともに回った。

飛ばないフワフワボールを打ちつつ「おまえらワシに何をやらすねん」という目が少しだけ潤んでいるのを、キャディーは見逃さなかった。

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2009年7月16日 (木)

なにが資格だ・続き

「就職するのに資格ってとっておいたほうが良いですよね?」「就職に有利な資格を教えて」学生から良く尋ねられる。

答えは「資格はあって邪魔にはならないけど、資格があるからって内定は出ないよ」「食いっぱぐれのない資格は、医師、司法試験、公認会計士ね。」「資格でハクをつけるだけじゃ就職できないよ、人間磨かなきゃね。」

なぜ資格取得に走る?資格勉強業者(?)が煽る?自分に自信がない?日本人は検定好きだから?いずれにしても悩ましい現象だ。

「キャリアカウンセラー(キャリアコンサルタント)になるには、どんな資格を取ればいいんですか?」学生に訊かれたことがある。資格の仕組みを説明した後、「どうして?この仕事に興味ある?」とこちらからも訊いてみた。「だって、楽そうな仕事なんだもん。」

楽そうに見えるのかなぁ・・・かなり苦労しているんだけど・・・楽しんではいるのだけれど  と、少々自信を無くした一瞬だった。

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2009年7月14日 (火)

なにが資格だ

最近腹の立つCM

ボクサーだった青年が企業の面接を受ける。面接官であるオヤジが「出来ることは?」と尋ねる。青年は「ボクシングです」と答える。するとオヤジたち、いかにも馬鹿にした調子で失笑「ボクシング?他にはないのかね」悔しい思いをした青年は、一念発起資格取得の勉強に励むというストーリー

なんと貧相な発想であることか!情けない。

私だったら、頭でっかちの資格マニアよりは、一途にボクシングに打ち込んできた若者の精神力と可能性を取って採用する。おそらく他の多くの経営者も同様ではないかと想像する。

資格なんてあれば邪魔にはならないが、そんなもの無くたって生きてゆける。けれども、あんな姑息なCMを見て、みんな資格の勉強を申し込んでしまうのだろうな。あー情けない!!

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2009年7月10日 (金)

お仕事は?

先日あった出来事

蒸し風呂のような午後、次の仕事先へ行くため地下鉄を降り地上へ歩いていると「おねえさん、ちょっと聞いていいですか?」と声をかけられた。見ると35,6のサラリーマンだ。「□□(有名な場所)へはどう行けばいいですか?」地下道で地上の説明をするのは難しいから「上まで行きましょう。そこでお教えしますよ」と答え歩き出した。

気のいいサラリーマンのようで「あー助かったありがとうございます。暑いですね~、おねえさんも□□へ行くの?」としゃべりかけてくる。そのうち「おねえさん、お仕事は何ですか?」尋ねた。私が言いよどんでいると・・・「あ、保険屋さんでしょう?ぼくの会社へ来る人に感じが似てるもん。その人良く来るんだ、ねえそうでしょ?」 

おねえさん、と声をかけられ気をよくしたら、こんなことか・・・暑苦しい  やっと地上に出て、手短に彼の行きたい場所を教えた。「じゃあ」と別れようとすると、なおも「お仕事なんですか?」と訊く彼に「人に言えない仕事なのよ」と答えニヤリと笑っておいた。

中年の働く女=保険のおばちゃん  貧相な発想ね

それとも押しの強そうな女に見えたのかも

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2009年7月 9日 (木)

サイモン&ガーファンクル

サイモン&ガーファンクルのコンサートに行った。チケットを取ったはいいが、仕事の都合で行けなくなった知人から譲っていただいたもの。(ラッキー!)

名古屋ドームは中高年で満員だった。何しろ彼らの最盛期、私はまだ中学生だったから、きょうのドームでは、私でも若いほう。不思議な空気の中、コンサートは始まった。

次々と懐かしい曲が歌われて、あれやこれや思い出に浸りながら楽しんだ。

I'd rather be a sparrow than a snail,
Yes, I would,
If I only could,
I surely would . . . hmm

私(鷹)は飛べているのだろうか??

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2009年7月 7日 (火)

創業記念日

きょう7月7日は、わが社の創業記念日だ。2006年7月7日に会社を立ち上げた。そして父の命日でもある。

経営者だった父は、私が6歳のとき突然亡くなってしまった。仕事が一番面白い時期に逝った父は経営者としてもっとやりたかったことが沢山あったはず。業種は違うが娘として跡を継ごうという気持ちと、私が起業したなら先輩として「あちら」から手を貸してくれるのでは?とのヨコシマな心、二つの想いでこの日に創業した。

七転八倒で3年。「あちら」から目立った救いの手が差し伸べられた感覚はないが、この不況の中、何とか持ちこたえていられるのは間違いなく遠くから見守ってくれているのだと思う。

これからもお願いね!!

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2009年7月 5日 (日)

勉強会

産業カウンセラーの自主勉強会に参加した。毎回専門家の先生をお招きしての勉強会で、とても楽しみにしている。

今回は、周囲は自分をどのように認識しているか?を探るワークがあり興味深かった。
ワークの結果の詳細は書かないが、読者の皆さまが予想していらっしゃる通りで間違いない。

私はわかりやすい人間であることを再認識(笑) 私はウラオモテのない人間なのだと、まだ負け惜しみを言っている。

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2009年7月 4日 (土)

中間試験

起業支援ネットが主催する「起業の学校」で、先輩起業家としてコアネゴの皆さんに混じってお話をさせていただいた。依頼をいただいた時は、30分の体験談ーはいはい、致しますよ~と調子よく若ガシラに返答したのだったが、当日が近づくにつれて事の重大さ、責任の重さに気づいた。(いつもこうなんだから)

起業の志を持って集まった人々にお話するほどの実績があるの?大丈夫か?私!困っていても日にちはどんどん過ぎ、原稿は遅々として進まず・・・そしてきょう。  背筋に悪い汗をかきつつ、何とか体験談を終えることができた。

起業してもうすぐ3年。何が実績で、何が足らなかったのか?今回のお話をいただいたことで、振り返りをすることができた。私にとっては「中間試験」だったのかな?この試験果たして合格点を取れているのだろうか?

よい機会を与えてくださった校長先生に感謝感謝!

明々後日の7月7日、わが社は3周年を迎える。

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2009年7月 1日 (水)

剣岳 点の記

映画「剣岳 点の記」を見た。

いい映画だった。公開中の映画の内容については書かないのがブログのお作法らしいから、ここでは書かない。

「誰かが行かねば道はできない」しびれました!とだけ言っておきましょう。

ひとつだけがっかりしたこと。映画の終盤まで来てやっと、新田次郎氏の原作を読んでいたことを思い出したこと。30年も前だろうか、確かに読んでいたのにすっかり忘れていた自分にガッカリ。

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