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2010年12月20日 (月)

真夜中の訪問者

ぐっすり眠りこけていると、枕元で老母が私の名を呼んでいる。
「変な人が、玄関ドアをガチャガチャやってるんだよ。怖いから来て!」
一瞬のうちに身体中にアドレナリが駆け巡り玄関へ急行。

誰かが外で、ドアノブを回す、ドンドンノックしている。ただ事ではない。
護身用の7番アイアンを握りしめ、大音声で「こら〜何しとるんだ!」と叫んだ。

狼藉はピタリと収まった。アイアンを握りしめたまま恐る恐るドアスコープを覗くが誰もおらず、ほっとしたものの、老母はまだ恐がり警察を呼んでとせがんだ。

110にかけて事の次第を話すと、今から警官を行かせるからと言ってくれた。程なく三名の屈強な警察官が来てくれ、「1Fから見回ってきたが不審者は居ませんでした。オートロックのマンションだから、住民のどなたかが部屋を間違えたのではないかな?と思います。事件性は低いですね。」と話してくれた。

「ちょうど、ドアをどんどんやったのは、終電直後の時刻ですしね。」ともおっしゃり・・・
そう言われれば、まだ午前1時。事件が起きた頃と言えばそんな頃。「調書」(なんで調書なんだろ?)にサインをして一件落着。

これからもう一度見回って帰ります。もし、また何かあれば連絡ください。と言い、お巡りさんは帰って行った。

警官の不祥事があると、マスコミはそれ見たことかと大きく取り上げるが、来てくれたお巡りさんは、酔っ払いの勘違いであろう事件にもかかわらず、誠意を持って対処してくれた。その上、また困ったことがあればいつでも電話すれば駆けつけるからとも言ってくれた。このひと言でワタシ(市民)は本当に安心できた。テレビドラマのようにカッコよくはないが、こうした地道な活動で我々は守られているのだろう。

まったくどこのバカかねと憤慨する老母をなだめるも、こちらも気持ちがざわついて眠れそうもない。軽い睡眠薬を飲み就寝。クスリが効きすぎ、お約束通り翌朝は寝坊。

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コメント

ビックリされたでしょうね オートロックですと ビルの住民以外考えれないですが 同じ階に きっと 忘年会帰りの 酔いどれ中間職さんでしょうね。 笑えない 迷惑 でしたね。 でも 警察官も 当然とはいえ ナカナカ 感じいいです. アィアン 拙宅も 置いてありますが 捨てないで オキマス。

投稿: ジョリーリキリッキー | 2010年12月20日 (月) 12時00分

題名を読んだ時にはもっと艶っぽい話かと思ったのに。

投稿: kevin | 2010年12月20日 (月) 15時01分

ジョリーリキリッキーさま

コメントありがとうございます。
護身用には7番が振り回しやすいですよ(笑)

忘年会の季節、いろんなことが起きます。

投稿: | 2010年12月22日 (水) 08時08分

kevin さま

コメントありがとうございます。
艶っぽい・・・あてにせず待っててください。うふふ

投稿: | 2010年12月22日 (水) 08時11分

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