« 会社の空気 | トップページ | 灼熱のビアガーデン »

2013年7月19日 (金)

不思議な飲食店のお話

場所も、料理名も絶対に言えないお店のお話。

ワタシが仕事関係で良く通る場所に、その店が開店したのは4年位前だったろうか。
辛い物好きのワタシは、店の換気扇から漂うスパイシーな香りに誘われ、吸い込まれるように入って行った。
店の外観、内装ともにずいぶんお金がかかっていて、店主と思しきおっさんは、妙に愛想が良い。従業員は年配者が多いのだが、どうも飲食店の仕事は素人のようで動きが悪い。
肝心のお味は、まあまあ。

感動するほどおいしくないから、2度目に行くことはなかったが、その店の前を通ると高級外車が停まっていることが多く、一目で「素人さん」ではないと判る若い衆が、暑い日も雨の日も車の傍らに立って「あるじ」を待っていた。
あらあら、スパイシーなお味が「その筋の方々」はお好きなのね~などと思いつつ、若い衆とは目を合わさぬように通り過ぎていた。

その後、ひょんなことから友人とその店の話になった。友人いわく「あーあの店ね。ありゃその筋の方のアンテナショップだよ」  アンテナショップと言う言い方が可笑しくて大笑いしたが、謎は解けた。時々お頭や同業の方々が集って、パワーランチをなさっていたんだ~
どうりで、厨房のおっさんたちが素人くさかったわけだし、主人の妙な愛想笑いも目が笑っていなかったわけだ。なるほどね。

その店は、そこそこ繁盛していたが昨年の秋ごろに突如閉店してしまった。

あまりの暑さに、辛いものでも食べて・・・で、思い出したお話でした。

|

« 会社の空気 | トップページ | 灼熱のビアガーデン »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事