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2013年9月

2013年9月23日 (月)

おんなの道

「私はね、やはり男と女は違う生き物だと思うんですよ。ですからね・・・(延々)・・・」
あー始まった。功成り名を遂げたオジサマのお説教。

要は女は社会へ出て男と同等に働くなんてことを考えず、子ども育てて家でうまいもん作って掃除でもしてろ、という耳にタコのお話。

一応女性経営者なんてカテゴリーに入るわけで、それだけでこうしたオジサマの癇に障るらしい。女のくせに生意気なのね~はいはいわかりましたぁ~。

べつにワタシなんか潰さなくたって、あんたは既に充分成功しているんだし、ワタシャあんたの業界に手を出す気は毛頭ないんだから、そっとしておいてよ。
どうして、ああいうアホみたいな喧嘩をふっかけるのかね?

先日、この説教オヤジが奥方連れているところに遭遇してしまった。
歳はくっても、ごってりお金をかけて手に入れた若々しいお肌にブランド物のドレス。ギラリと光るアクセサリーたち。
上目づかいで亭主を見上げ、鼻にかかった甘え声でどうでもいいような話をする。
成功を絵にかいたようなオクサマ。なんだろうけれど、ワタシには男にすがるしか生きる道の無いイタイ女に見えるんだけれどね。

「ま~お似合いのお二人ですわね~素晴らしいわぁ。○○さん、きれいで可愛らしくって優しい奥様でお幸せですわね~etc.etc.」満面の笑みでお世辞を言いまくって、その場を逃れた。

人が喜ばぬ事をして億万長者になり、その金で女房を飾り立て何が面白いのだ?
女も女で、あんな成金紳士の“持ち物”として汲々と生きて何が楽しいのだ?
とも思うが、他人は他人だ。そちらはそちらでよろしくやっていただきたい。

ただし!その薄っぺらな人生訓をワタシには押し付けないでいただきたい。

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2013年9月13日 (金)

さすが後輩

仕事の人手がまったく足らず、このところ胃の痛い日が続いている。

だれかいい人いないかな~スッカスカな脳みそを引っ掻き回したら、いたいた。前の会社の後輩。彼女なら適任なんだけど・・・ということで連絡を取った。

すぐにメールの返信がきて「今はフルタイムでほかの仕事をしているから、残念だけれどお手伝いはできない。しかし、いい人がいるから、その人に条件その他話しても良いか?」とのことだった。

返信のタイミングと言い、ただ断るのではなく、こっちの困っている様子を察知して代替案まで考えてくれる。気が利くね~

早速、紹介いただいた人物と連絡を取り、お目にかかって打ち合わせをすることに。
すると、後輩からメール「紹介した彼女は私の友人ではあるが、会っていただいて仕事に適さないと判断されたら、私のことは気にせず断っていただいて構いません。そういうことでは私と彼女の間柄は壊れませんから」 すごいね、どこまでも気遣ってくれる。

実際、後輩の推薦してくれた女性にお会いすると、これまた素晴らしい方で、今度の仕事に適任のかた。お断りするなんてとんでもない。すぐさまお願いして、快諾いただけた。
テンポ良く事が進み、良い仕事が出来そうな予感。ありがたいこと。

さすが我が後輩。うれしくなってしまった。胃痛もやや軽減。

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2013年9月 7日 (土)

これも人生

まだまだ暑いので、つい移動にはタクシーに乗ってしまう。

「タクシーを始めたのは2年前なんですけどね」
ほら始まったね~運転手さんの身の上話。
こっちは「聴く」のが仕事だから、よくこのパターンになることが多い。

昨日の運転手さんの身の上話は実に面白かった。
年齢は42歳。キビキビと礼儀正しい男性。

誰でも知っている企業の社員だった彼は、企業内ベンチャーの立ち上げに立候補、若くしてその社長になる。事業は驚くほど順調に成果を上げ、利益を生み出した。かなりの報酬を得て突如退社。はっきり金額は言わなかったけれど、サラリーマンの生涯年収を超えた金額を手にしたようだ。
退社後は悠々自適、妻と二人で遊んで暮らして8年。国内外に旅行に出かけ、おいしいものを食べ、楽しいことを一杯やったそうだ。そして2年前、いよいよお金が底をついたのでタクシーで働きだしたというわけ。

運転手「バカでしょ僕。お金ぜーんぶ使っちゃった。そんでタクシーやってるわけ」
ワタシ「でも、楽しい8年間だったんでしょ?良かったじゃない」
運「えーっ!良かったって言ってくださったのはお客さんが初めてですよ」
ワ「だって自分で稼いだお金を自分で使っただけじゃない。誰にも迷惑かけてないよ。ワタシには話さないけど、自分だけでキャバクラや競馬もやっちゃたんでしょうが、大方は奥さんも一緒に楽しめたんだし。良い人生じゃないの」
運「そうですかー、この話すると決まって、計画性が無いだの、もったいないだの、お客さんから説教されるんだもん」
ワ「あはは!まっとうな人はそう言うわな。でも使っちまったんだから今さら言ってもしょうがない。命があるんだし、健康なんだから、これから地味に働いても、また一旗上げても、何でも出来るわよ。まだまだ人生楽しめる」
運「うれしいなぁ、そう言っていただけると。こんな僕でも希望が持てる」
ワ「遊びも堪能しただろうから、ちょっと働きなよ。長い人生、お楽しみはこれからよ~」

そんなことを話すうちに目的地に到着。

彼が地味な人生を送るのか、またひと花咲かせるのか?ちょっと見てみたい気がした。

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